これを読んでいる方で、仕事で部下をお持ちの方は多いと思います。部下の育成は上司の大きなミッションの一つです。部下とのコミュニケーション、コミュニケーションを通した人材育成において、皆さんは以下のようなことをお悩みではないでしょうか?
- 部下と考え方が合わず育成が思ったように進まない。
- 自分の仕事が忙しくて、効率の良い方法を探している。
- やる気のない部下の育成に悩んでいる
当記事を読むと、部下のやる気を高めてどのように部下が行動に移せるかを知ることが出来、明日から行動できるポイントが簡単に理解できます。
どうか理解するだけでなく、今日明日から行動に移してください。
是非皆さんが部下育成が出来る上司として活躍してもらうことを祈っています。
内容は一言で伝えられないため、約3~5回の記事に分けて解説していこうと思います。気に入ってくれた方は是非すべて読んでくださいね!!
頭で分かっていることと行動との間には深い溝があることを知る
あるアイディアを具体化し、その内容を部下の行動に結び付けていく場合、「○○するべきだ」と伝えても、部下はそのまま動いてくれるでしょうか?
部下の行動に繋げるためには、そのためのSTEPが必要です。その際には、アイディアを生み出す以上、部下とのコミュニケーション量が大事になってきます。普段から部下とのコミュニケーションを重ねておくことが重要なのです。
部下本人が本当に使えるアイディアとは、それを使う本人が自分から行動を起こせることが必要です。つまり、我々が「教える」という立場から「自発的な行動を促す」立場へのシフトが必要になります。
その時に大事な事は、会話を広げ、会話を促進する「質問」です。
私が実際に行っている質問は、要は、部下に考えてもらい、気づきに繋げるための質問です。
- もっと話してください
- あなたはどう考えますか
- 相手の立場だったらどうですか
結局、相手に合わせた育成が一番の近道
人はそれぞれ違います。
過去の成功例があったとしても、同じ方法で教育しても効果が上がらないことが多いのではないでしょうか。そのような方法に固執するよりも、部下のやり方・考え方にチューニングしながら使えるものにしていった方が結局はアウトプットが上がる、という事例が増えていると思います。
つまり、どの時代でも、このやり方であれば部下の性格を選ばずに実施できる方法、とも言えます。
- ○○がうまくいかないです。→一歩上の視点で、何を変えると課題解決に近づくかな?
- ○○は自分ではやりたくありません。
→将来自らが一つ上のポジションになるためにはどのような行動が必要になると思う? - ○○は今が限界です。→今のしがらみを無くし、全くの白紙で考えると何が一番効果的?
今回の結論は以下です。
・部下育成は相手のやり方、考え方にチューニングした方法が最も近道。
次回は、さらに、部下・相手に考えてもらい行動に繋げるプロセスの詳細を解説したいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。